昨日へ・・・

吐き溜め

スターディング・オーヴァー

三秋縋の作品を初めて読んだ時に思ったのが「NHKをようこそ」などを書いた、滝本竜彦作品を非常に感じた。

 

三秋作品を何作品か読んだけど、この作品は一番面白くなかった。

この人の作品って風呂敷は楽しく広げているのだれど、畳み方が非常によくない。

今回読んだ話も急に話が、進んで終わってしまった。

 

主人公は20歳の誕生日に10歳の時に戻ってしまった話だ。

望みはもう一度同じことを経験すること。けれども少しずつ正史?からずれていって・・・

結局、神様?が主人公とその恋人を救うために時を戻してくれたけど、戻った「肉体」

が違ったせいで二人とも10年を無駄にしたなという印象を受けた。

親や妹も正史とは違くなってしまって被害が大きい。

 

なぜ10年前に戻ったのがそれは正史で二人が交通事故で死んでしまうからだった。

2週目は同じく他の肉体に戻っていた恋人と元の肉体の人間を救うと

適当に書いたが、非常にまとめるのが早くつまらなかった。

 

スターディング・オーヴァー

三秋縋

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

すべての愛がゆるされる島

タイトルや背表紙のあらすじからインモラルな作品をイメージしたが・・・

二人がその島に行き教会で「扉」が開けば二人は本当に愛し合っていることとなり、島に住むことを許される。

登場人物達はそれを確かめる為に島に行くのだが、二人の状況を暗くモヤモヤするように描いており作品に没入がいまいち出来なかった。

作中の「扉」に関する謎があまり納得できるものではなかったし結末も楽しいものでは無かった。

 

★☆☆

 

すべての愛がゆるされる島

杉井光

メディアワークス文庫

社畜勇者、仕事辞めるってよ

帯にあるよに勇者を辞めて隠居をする。そこに魔王がやってきて・・・

敵味方関係ないスローライフものかと思ったけど、結局ダンジョンに行ったりと

強くてニューゲームのような話だった。

途中で読むのを辞めた。

 

★☆☆

 

社畜勇者、仕事やめるってよ

岸本和葉

モンスター文庫

この世界にiをこめて

夭逝した小説家、吉野にメールをし続けている染井。

転校生の真白澄佳と出会って・・・

染井が再び小説を書き始めるようになる話。

最終章が公開した小説ってのは良かったか???

 

パラパラと流し読みになった小説。楽しめなかった。

 

☆☆☆

 

この世界にiをこめて

佐野徹夜

メディアワークス文庫

 

 

 

出版大崩壊 電子書籍の罠

今から11年前(現2022年)に出版された電子書籍に対する本。

著者は電子書籍に触れた上でそれが主流になるかは懐疑的としている。

 

確かに今から11年前はスマートフォンはここまで普及していなかったので、電子書籍にふれる機会はなかったがiPhoneを手に入れて青空文庫のアプリを入れてから非常に便利な点があると気づいた。

 

現在の普及率は解らないが様々な本が電子化されているので電子書籍はダメ!実物の紙が良い!という主張は無くなり、両方を用途に応じて使い分けるようになるだろう。

 

未来に対する考えを今に照らし合わせるのは楽しかった。

 

★☆☆

 

出版大崩壊 電子書籍の罠

山田 順

文春新書

 

遠吠

「椛」と祓屋が協力し妖獣を倒す話

祓屋が一歩引いて妖怪である椛と関わる描写は良い 椛が砕け過ぎているけどね

作中に出てくる五行を上手く絡めていた

 

★★★

 

遠吠

toshi

青猫幻想団

2017年

 

 

 

探求:五行