三秋縋の作品を初めて読んだ時に思ったのが「NHKをようこそ」などを書いた、滝本竜彦作品を非常に感じた。
三秋作品を何作品か読んだけど、この作品は一番面白くなかった。
この人の作品って風呂敷は楽しく広げているのだれど、畳み方が非常によくない。
今回読んだ話も急に話が、進んで終わってしまった。
主人公は20歳の誕生日に10歳の時に戻ってしまった話だ。
望みはもう一度同じことを経験すること。けれども少しずつ正史?からずれていって・・・
結局、神様?が主人公とその恋人を救うために時を戻してくれたけど、戻った「肉体」
が違ったせいで二人とも10年を無駄にしたなという印象を受けた。
親や妹も正史とは違くなってしまって被害が大きい。
なぜ10年前に戻ったのがそれは正史で二人が交通事故で死んでしまうからだった。
2週目は同じく他の肉体に戻っていた恋人と元の肉体の人間を救うと
適当に書いたが、非常にまとめるのが早くつまらなかった。
スターディング・オーヴァー
三秋縋
☆☆☆