昨日へ・・・

吐き溜め

すべての愛がゆるされる島

タイトルや背表紙のあらすじからインモラルな作品をイメージしたが・・・

二人がその島に行き教会で「扉」が開けば二人は本当に愛し合っていることとなり、島に住むことを許される。

登場人物達はそれを確かめる為に島に行くのだが、二人の状況を暗くモヤモヤするように描いており作品に没入がいまいち出来なかった。

作中の「扉」に関する謎があまり納得できるものではなかったし結末も楽しいものでは無かった。

 

★☆☆

 

すべての愛がゆるされる島

杉井光

メディアワークス文庫